2019/12/22の行われたSTEM CAMPのレポートです。
イベントの詳細はこちらを参照下さい。
はじめに
STEM教育は私も非常に関心があり、ぜひ日本のプログラミング教育が成功して欲しいなと常々思っています。
そんななか、本当に偶然に私のtweetをTakeru_Y@HAB様に拾って頂き相互フォローさせて頂きました。
STEM CAMPと言うイベントを開催してくれていること知り、参加したいなと思っていたところこのイベントの案内がTLに流れたのでした。
この最高に楽しい偶然を演出してくれた神様に感謝です。(日本には八百万の神様がいるから電脳の神様?)
いろいろなSTEM教材のイベントはあれど、これほどいろんな教材が一同に会し、自由に体験できるイベントは他にないのではないかと思います。
実際、あっという間の二時間でした。
はじまりはじまり
私の息子は小学校二年生でしたが、参加した回では一番の年長さんだったのではないかと思います。
とてもきれいなスペースで、ふんわりした雰囲気で息子もリラックスしていました。
リラックスしすぎて暴走気味でしたが…
はじめに、触れて楽しむことが出来る教材を数分ずつ説明してもらいました。
その後は、フリーに30分程度ずつじっくり教材を試すことが出来ます。
参加人数に対してスタッフの方がほぼマンツーマンで説明してくれてとれも有意義な時間でした。
むしろこの参加費でここまでしてもらって恐縮です。
触れることのできる教材もこの後紹介しますが、未就学児から、小学校高学年まで楽しめる内容がそろっていました。
なので、子供の年齢に関係なく参加できそうなそんなイベントでした。
むしろ大人がはまってしまいそうな物も多数
未就学児にはなんと言ってもiSandBOX、息子もその頃ならこれだけで二時間過ごしたと思います。
小学低学年であれば何を見ても好奇心をくすぐられることでしょう。
小学高学年であればtelloや、Mabot、GraviTraxなんかにはまってしまうこと間違いなし。
iSandBOX
これぞドラえもん世紀、21世紀の砂場!
子供の頃にこれがあったら、多分ドラえもんの魔法の道具にしか見えなかっただろう。
遊んでいる子供達の気分は、リアル「ドラえもん のび太の創世日記」だったに違いない。
様々なモードでリアルタイムに地形が変化する度に、生命が誕生したり、火山が噴火したり、隕石がおちてきたり!
まさか砂場がインタラクティブな遊具に変わろうとは、これを考えた人はすごい!
私もこれを体験したくて、子供達にまじってちょっと遊んでしまった。
そして、すっかり童心に…手の隙間をさらさらとなでてくれる砂の感覚って癒やされる。
これは本当に子供達の好奇心を育ててくれると思う、息子の幼稚園の頃にも触らせてあげたかったな。
是非、機会があればみんなに体験して欲しい。
Mabot
ずっと気にはなっていましたが、なかなか触る機会もなくどんな感じかなとネットで眺めていたロボットです。
実物をやっと目の前にすることが出来ました。
駆動するパーツを様々に組み合わせることで複雑な動作が可能です。
複雑な動きが出来る分、自分の考えと動作を同期させるにはちょっと訓練が必要になります。
プログラミングはビジュアルプログラミングで可能なので、Scratchに触れている息子には抵抗はなさそうでしたが、命令のしかたに苦慮している感じでした。
根気よく動くまでサポートしてくださった皆さんに感謝です。
でも、簡単な車輪のパーツからスタートして、徐々に動く部分を増やしていくと言った進め方で理解は深まっていきそうです。
息子の最終形は、ライトセーバーでパパの腕を切る!でした。
T_T)
すごいなと思ったのは、バランスをとって立ち上がる動作が出来ること。
どうやってるんだろう!?
イベントの駆動に色識別や、物理ボタンなども使えることも工夫しだいでいろいろ出来そう!
息子はバトルが好きなので、先にボタン押された方が負けみたいなロボットバトルも再現できるかも知れない。
赤外線センサーもあるみたいなので、距離を認識させることも出来そうだ。
これが一般家庭レベルで手に入る時代ってのも、昭和世代には驚きなのです。
PETS
レトロな雰囲気のアナログ感に対し、動作をプログラミングできるハイテクな機能!
最大の特徴は、外部から命令を送るのではなくPETS単体でプログラミングと駆動を兼ね備えているスタンドアローンなロボットであること。
命令も直感的に分かるようになっているので、息子も初めてながら一つ一つ動作を確認しながらゴールを目指せました。
プログラミングの入門編に良いなと言う感想を持ちました。
TOIOなどでプログラミングしているとどうしても、パソコンでプログラミング→通信して命令→キューブ動作となるので、プログラミンしたものが駆動に繋がるまでにちょっと訓練が必要。
※この訓練もビジュアルプログラミングでかなり敷居を下げてくれているのでそんなには掛からないのですが
TOIO
「つくって、あそんで、ひらめいて」がキャッチフレーズのSonyのTOIOです。
キューブの仕様が秀逸で、単体で遊べるコンテンツが多数オプションで販売されており、基本セットのTOIOコレクションで十分遊べます。
TOIOコレクションがあれば、プログラミングも可能です。
基本セットは既に持っていて、息子と遊んでいます。
今回は「GO!GO!ロボットプログラミング」があったのですが
実は…息子には内緒…ママにお願いして、サンタさんのプレゼントとは別に買ってもらえることになりました。
なので、最後くらいに遊ぼうと思っていて触れずにタイムオーバーとなってしまいました。
代わりに、先日行われたHackDay2019と言うYahooのイベントで触ってきたのでそのときのレポートを
このセットがあると、タブレットやパソコンがなくてもキューブにプログラムすることが出来ます。
プログラミングタイルを順に読み込ませることで、キューブがその通り動いてくれるのです。
セット自体は絵本形式の問題をクリアすることで、プログラミングのステップアップが出来る構成になっています。
今のうちの息子にちょうど良い難易度かな?
プログラミングタイルには繰り返しなどもあり、結構本格的です。
別記事で私の作ったプログラムも公開しています。
GraviTrax
今回一番、私にも息子にもささったものがGraviTraxでした。
ロボットでも、デジタルでもありません。
アナログな教材です。
不意を突かれました。
でも、一番はまってしまったかもしれない。
ボールを転がして、ゴールまで運ぶと言えば簡単ですが、用意されているギミックが多彩で飽きない仕掛けがたくさんあります。
そして、ボールの動きを通して直感的に物理の運動の法則が理解できるというか、体に染みつくんだと思います。
息子のお気に入りは「ガウス加速器」で、玉が勢いよく加速する様子に興奮気味でした。
原理は分からないでしょうが、すごい!と言うことは分かったみたいです。
位置エネルギーと運動エネルギーの関係もスムーズに教えられそう。
そしてなんと言っても、レールや屈曲させるプレートの上を玉が走るのがスムーズで見てて気持ちが良い!
それが、自分が思ったとおり動けばなおさら!
説明してもらったときに「ピタゴラスイッチ」って言っていましたがまさに。
息子も何度も何度も玉を転がしては、うまくいかないところを微調整しながら作品を作っていました。
私は私で、このガウス加速器つかってうまいこと永久に玉が回る仕組みが出来ないか脳内ロジックで組み立てて楽しんでました。
今度ママも連れてきて、買ってもらえるように説得してみよう。
きっとママもはまるはず。
Tello
うちにも欲しいドローンを利用した教材です。
もちろんプログラミングも可能です。
今回は時間が無くてリモコン操作で遊ばせてもらいました。
なんと言っても普通のラジコンとは違い、三次元に操作できると言うことが息子には新感覚!
それにカメラもついているので、写真撮影、動画撮影も出来ると言うこと。
私を撮影して爆笑してました。
機体が安定しているので操作しやすかったみたいです。
直ぐに操作にはなれていました。
が…天井に衝突させてしまい本当に申し訳ありませんでした。
これもプログラムで動かせて、動画が撮れるって事は…カメラアングルをプログラミングして
アクションシーンとか縦横無尽に動かしながらのアングルで撮影が出来るって事じゃないですか。
実機をみてますます欲しくなってしまいました。
今回はできませんでしたが、二次元ではなく三次元を意識したプログラミングってのも機会があれば体験してみたい。
Sphero
Spheroは不思議なボールが自走するロボットです。
密かに欲しいと思っているロボットです。
今回は、実際にプログラムで動くところを見せてもらいました。
息子も追いかけて楽しんでいました。
この転がり方には、スターウォーズの BB-8 的かわいさが宿っています。
ボールは一定方向に進む物という脳にすり込まれている概念が、ちょっと崩れるところに面白さもあるなと感じています。
踏んづけちゃうんじゃないかと、ひやひやしてましたが…
個人的には
Spheroが不規則に動くプログラムを作って、TOIOのキューブでサッカーみたいに相手ゴールに入れるってゲームや
不規則な配列のピンを倒してストライクを取るボーリングゲームを
考えているのですが、欲しいものが多すぎて何時実現できることやら。
さいごに
スタッフの皆様方
素敵なイベントを有り難うございました。
また、お会いできる日を楽しみにしています。
(次も参加する気満々 ^-^)
コメント
[…] Way's Labo「STEM CAMP in 広尾」レポート […]