秋の行事.えびす講

LIFE

私の実家は八百万の神と共に生きてきました。
といっても宗教色の強いものでもなんでもなく、生活の一部と言った感じで行事が行われてきたので特段何かしているということはありません。
お祭り事、お葬式何かにつけ神官さんがとり行い別段不思議にも思っていませんでした。

ですが、最近改めて思い返してみると季節季節で様々な行事を行っていたのを思い出します。
今日はその一つが、「恵比寿様」です。
子供の頃はわけも分からず「エビスコサマ」ってよんでましたが^-^、どうやら「恵比寿講」というお祭りだったようです。
この日は、祖父が恵比寿様の掛け軸を飾り、簡単に掛け軸の前にちゃぶ台を出すと、煮付けたお魚や(鯛だったのかな?)ごちそうを並べていました。

どんな行事だったのか調べてみると、10月は各地の神様が出雲に行ってしまうので、その留守を守ってくれる恵比寿様にお供えをして一年の無事を祈る行事だったようです。
商売のお家では大黒様を祀り、農家は恵比寿様を祀っていたようです。
うちは農家だったので恵比寿様だったのですね。

あの掛け軸は今でも残っているんだろうか?
こんど田舎に行った時にでも聞いてみようかな。


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