レゴシティ宇宙キャンプ

LIFE

ちょっと、仕事が忙しくて日が開いてしまいましたが、2019/9/28に行われたイベントのレポートをまとめました。
写真は携帯で撮ったものなので画質がいまいちですが、ご勘弁を
雰囲気が伝わればと思います。

はじまりはじまり

はじまりは、Facebookでレゴの「レゴシティ宇宙キャンプ」キャンペーンを見つけたことでした。
「息子に送ってみる?」って言ったら早速やる気モード!
と言うのも、この時期の息子のマイブームは宇宙船を作ってパパを攻撃すること!
なので、宇宙戦闘艇なら作れると張り切っていた!

作品の投稿

そして、すぐさま次の投稿をしました。

見ての通り、かなりブロック間のある、個性的な宇宙船^-^
他の方の作品を見てもらうとわかりますが、かなりの大作が出そろっていたので、半ば息子には忘れてもらっていました。
当選しなかったっていうと、へこむタイプなので^-^;

他の方の作品はtwitterでハッシュタグ「#レゴシティ宇宙キャンプ」で検索してみてください。

選ばれし者

そんな、投稿したことを忘れつつあったある日、携帯がぷるぷる震えた。
何だろうと思って開いてみると、twitterにダイレクトメール
たいしたことはつぶやいていないし、誰だろうと思って開いてみると

なんとレゴ社からの当選のお知らせ!
もう、いち早く息子に連絡!
やっぱりな「俺が作ったしな」と増長っぷりが半端なかった^-^;

改めて、ママと他の投稿を見ては、「なんでうちが当選したんだろう」と首をかしげっぱなし、もう首が折れるかと思うほど。
どこかに奇跡のパーツでも使ったかな?

明日のために!その1!

もともと、SF好きの私の影響というか一緒に観てた事もあって、スターウォーズはコンプリート、プレデター、エイリアンとクリアし(夢でうなされてはいたが)、インターステラーもなんとか観きってはいたが、どちらかというと戦闘系のSFが多目
ドキュメンタリーものは、コスモスや、ナショナルジオグラフィックあたりも一緒に観ているが、JAXAがどんな凄いところかは分かっていない様子

何かJAXAを分かってもらう良い方法は無いかなと思って見つけたのが「宇宙兄弟」
これがはまった、毎日テレビにかじりついていた。
おかげで、だいぶJAXAと言うところが分かって貰えたようだ。

時は来たれり!

9/28とうとうこの日は来た。

まずは出発地点の東京駅でパシャリ
左手には宇宙兄弟で登場人物の一人が持っていたルービックキューブを手にしつつ

この後はバスでイベント会場まで移動!
移動中もレゴのアニメを流してくれて、みんな大盛り上がり!

イベント会場に到着し緊張の面持ちの息子

宇宙の話しをしよう

そして、とうとう講義の開始!

そこに現れたのは、なんとH3ロケットのプロジェクトマネージャの岡田さん!何と贅沢な講義だろう。
分かるかい息子よ、今、目の前に居るのはレジェンドだ。

今日のこの資料、すべて手作りだそう。
多分パワーポイントだと思うんだけど、欲しかったなぁ

あっという間に過ぎていく時間。
そして、レゴで出来たロケットが各席に配られるた。

全ては最高!

配られたロケットは本物のロケットが再現されており、分解するとその内部構造が分かるという物だったが、配られた瞬間に既にバラバラに(^-^;
でもそれを優しく見守ってくれている岡田さんの笑顔の優しいこと優しいこと。

子供達と言えば、レゴが配られた瞬間から、もう昔からの友達の様に遊んだり、話しを弾ませている子供達。

質問コーナーもびっくりするような高度な質問なども飛び出し、丁寧に一つ一つ答えてくれていました。
質問に答えてくれているのは、次の時間に講師をしてくれる、平山さんと言う垂直離着陸型のロケットを開発されている方です。

全てが最高!

ザ・ライト・スタッフ

平山さんの講義は、実際にロケットを作って飛ばそう!と言う物で、みんな思い思いに自分のロケットを作っていました。

何処に羽を付けたら良いか、宇宙飛行士は何処に座ったら飛ぶのか?
みんな真剣に考えてつくっていました。

できあがったら、みんなで実験!

この後、注射器のアルコールロケットの実験も行われ、大盛り上がりでした。
残念、写真撮るのも忘れて息子と見入ってた(>_<)ゞ

レゴのおいしいレストラン

ランチは素敵なレゴのランチボックスが用意されていました。
見た目よりボリュームがあり、大満足の様でした。
私のゼリーは息子に取られました。

マスタービルダーズ

楽しい昼食が終わると、午後からは自由制作タイム!
息子はどうやら宇宙ステーションに狙いを定めたよう。
周りのみんなのクオリティにドキドキしつつ、完成を見守る^-^

みんなの作品ができあがると、東大レゴ部のお兄さんが作品通しをつなぎ合わせて大きな一つの作品にまとめ上げてくれました。
東大レゴ部の皆様お疲れ様でした。

出来上がりはこんな感じでした。
そして何と、作った作品は各自持って帰ることもできたのでした。

この後、修了証書の授与式がありたくさんのプレゼントもいただきました。
本当に心からお礼を、、ありがとうございました。

さて、この後はいよいよJAXA!
みんなで、バスで移動!

だだっ広い施設のほんの一角から

まずはみんなでロケットの前で記念撮影!
残念ながら表情は掲載できませんが、みんな笑顔^-^

さぁ、JAXAに潜入!
の、前に受付をすませなきゃ

夢の途中

受付けてからツアー開始までの待合室もバッチリ宇宙兄弟コラボ

ムッタ、日々人も、ワクワクしながら子供の頃にここを通ったのかななどの想いをよせつつ息子とじゃれあって受付の順番を待つ

受付もすんで、待合室でもハヤブサのタッチダウンシーンで気持ちを高める
息子よりむしろ私の気持ちが高まっているのを感じる!

スペースキャンプ

とうとう、JAXAに潜入
ここでは管制室を見学させてもらいました。
残念ながら撮影は出来ませんでしたが、ガラス越しに宇宙と繋がっている大型パネルなどもあり、映画でしか観たことの無い風景が目の前に広がっていました。

一角の展示物の中に、宇宙飛行士金井さんの色紙を発見
「楽しく」の字が躍っているようで、本当に楽しそうだが、その裏に隠れている最高のパフォーマンスを、出すための熱意がひしひしと感じられました。

次に向かったのは宇宙兄弟で有名な、あの宇宙服!
もちろんやりましたよ、宇宙服を前に自分の顔を映して宇宙服を着た気分、息子に恥ずかしいから止めてと引っ張られながら…

と、その後ろに控える歴代の宇宙飛行士の写真
息子と「日々人の写真無いねぇ」とかいいながら、次のスペースへ

こ、ここは!
ムッタも2週間入って生活した閉鎖環境適応訓練設備
実物が見られるとは、感激!

内部の様子も模型で展示されていました。
こんな狭いところで数人が2週間過ごすって、確かに、些細なきっかけで関係が壊れると修復は難しいのかも知れない。

こちらは気圧を下げた空間での訓練を行う施設の模型、エベレスト山の頂上よりもさらに低い気圧の中での訓練とのこと、想像出来ない(>_<)

他にもいろいろ展示されていました。
こちらは、実物大の小型人工衛星の射出機
ISSから船外作業で射出する事もあるとか

実は説明を聞いたりする事に夢中で写真をあまり、撮ってない(T_T)
JAXA施設での見学はここまで、次はスペースドームだ!

それにしても、驚いたのは「宇宙兄弟」の再現性の高さ
好きな人は絶対一度行ってみることをお勧めします。

遠い空の向こうへ

ここは、ロケットや人工衛星が多数展示されている空間、実際に使われていた本物も展示されている。

ここからのガイドはなんと、午前に講義をしてくれた岡田さん!
何という幸せ(T^T)

そして何という空間(@_@)

岡田さんの説明を聞いていると、本当に好きで好きでたまらないオーラがあふれ出していて、聞いているこちらも自然と笑顔に

特にこの

ご自身も大好きと言っていた、「だいち」の説明には熱が入っていました。

本当に好きなんですね。

さて、ドームも折り返し点
ここに宇宙飛行士気分が味わえるスーツがあって、もちろん息子もパシャリ

こちらはISSを、再現した物
もちろん入ります!

内部の様子

後ろのハッチは、ISSから船外に出る際に使用されるハッチらしく、うえで説明をうけた小型の人工衛星などを射出する作業なども行われるということでした。
映画でしか見たことがないけれども、この小さなハッチであの宇宙服は窮屈じゃないのかな?

そしてこれは船内から船外のロボットのアームを操作するパネル

ん?そこにあるのはIBMのノートパソコン?
それもちょっと懐かしい型の

このノートパソコンの秘密は、「枯れた技術」でも書いていますが、宇宙では失敗が許されないことから、使い込んで使い込んでもう不具合は起きないだろうというものを使うため、意外と最新のものは使っていないということでした。

ここは実際のISSと同じ広さの空間ということで、意外と狭いなと思うかもしれないが、実際には宇宙空間では無重力なので、地球にいるように重力がない分どちらの空間も使えるので宇宙空間ではかなりの広さに感じると教えてもらいました。

ここでは歴代のロケットの模型が解説付きで展示してありました。

その中でも一番左に原寸大とかかれた小さなロケットが展示されていました。
糸川英夫教授 によって打ち上げられたもので、日本のロケット開発かここから始まったといっても過言ではないでしょう。

と、JAXAのお姉さんが教えてくれました。

これは実際に使われていたエンジンで、実は「下町ロケット」の撮影に貸し出していたことがあるそうです。

下町ロケットのスタッフからのメッセージもありました。

星に願いを

楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。

帰り着いた時にはすっかり日も落ちていました。

うちに帰ると早速プレゼントでいただいたレゴを作りました。

改めて、本当にすばらしいイベントでした。
また、子供たちの想像力は無限大だと改めて知ることのできた、イベントでもありました。
もしかしたら、このなかから本当に宇宙飛行士が現れるかもしれません。
どんな道であれ、子供たちには明るい未来を進んでもらいたいとそう願います。

うちの子?
うちの子はロケットのプログラマーになろうかな?
だ、そうです。
なんで?って聞いたら
「宇宙飛行士はリスクが高いから」だと…最近の小学生は…

もう一つ思ったことは、JAXAの方々がみんな生き生き楽しそうだったこと
もちろん、辛いこともあるでしょうが、それを凌駕する楽しさってものを見せてくれました。
最近の自分の仕事ぶりにちょっと反省です。(^^ゞ

長々とお付き合いありがとうございました。

最後に

企画してくださった、レゴジャパン、JAXA、手伝ってくださった東京大学レゴ部の皆様
ありがとうございました。


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