ポップコーンが欲しくなるゾンビ映画

正統派ロメロ系ゾンビ映画
ゾンビの返り血を浴びても平気な世界と違い、一滴の血液から感染する恐怖がリアルに描かれている
一瞬の判断ミスが死を招く緊迫したシーンの連続で最後のシーンまで走り抜ける
でも結局一番怖いのは理性を失った人間
それにしてもゾンビの足が速い

28日後の惨劇を別の視点から体験することになる
ウィルス発生から28週後の、感染収束後の物語
ロバートカーライル扮するドンは、あの惨劇から逃げ切り、安全宣言のなされたロンドンに子供たちを迎え入れる
しかし、無症状感染者との接触によって…
症状ないのにゾンビウィルス持っているとか
この辺はコロナ経験した後だとちょっとぞっとするよね
無症状者からも感染したコロナウィルスがゾンビウィルスだったら
それにしても走る走る

どうしても漫画原作などの映画化は、実写ひどいみたいな感想が多くなるが
私はマンガ読んでないので純粋に楽しめた
日常が一変していくあたりは、これがリアルなのかもしれない
半感染状態の設定もウィルスを媒介とする症状の一つとして案外あり得るのかもと思えたり
ここでも感染後の世界での人々の関りがゾンビよりも恐怖を誘う

こちらも原作を持ち、原作と異なることから好意的でない感想を持つ人は多いが
この一つの作品として一定の完結をしており楽しめた
(公開バージョン)
あのラストはちょっとね…ザ・ハリウッドで…
(以下公開とは別バージョンエンディング)
原作ほどのデウスエクスマキナは用意されていないが
視野狭窄的な主人公がラストでみせる価値観の反転は必見(原作に通じる)

ミステリ大賞を受賞した小説が原作
ゾンビを絡めたトリックが新感覚
キャラクターたちの謎めいた魅力が絡み合い、心理的なサスペンスとして楽しめる
原作では何故ゾンビが発生したのかに言及があるみたいですが、映画ではその説明はないので、え？なんで？ってなるのが残念
映画内でゾンビ発生のヒントくらい欲しかった

サイモンペッグが演じるショーンのダメっぷりが最高！
こういうやついるよね的な、親友のエドのダメっぷりもあいまって
もうなんかちょっと尊い
リズも嫌になるよね、気持ちは分かる
この緩さを楽しめる人には最高のゾンビ映画かも
玉川区役所 OF THE DEADっと同じようなゾンビ日常系の前日譚みたいなお話

こてこての展開でビーバーがゾンビに
初手から間違いなくB級映画であることを教えてくれる
衝撃のラストは覚悟して観るべし
もうポップコーン無くしてこの映画は観られない
B級映画は家族で突っ込みながら笑ってみたいが
Hな展開があるので子供とは見ないでください

ゾンビが蔓延する世界でサバイバルするたコメディホラー
主人公のコロンバスは自身のゾンビサバイバルルールに従い、時に仲間たちと出会い生き抜く
他の作品では人間関係の恐怖などが描かれるが、この作品では終始ポジティブ
アメリカを横断しながらさまざまな地域を旅しさまざまな困難を乗り越えていく様が楽しくすらある
ハリウッドに到達するとお待ちかねのビルマーレイ！

前作から10年後の世界でも仲間たちと生き抜いている
10年を経てゾンビたちも進化を遂げる！
爽快なアクションとコミカルなシーンも過激に進化して
相変わらずゾンビアポカリプスをポジティブにエンジョイしているようにすら見える
ゾンビアポカリプス後のコミュニティもどこかほかの作品より憎めない緩さが
あ、ビルマーレイあります